社会や環境が、発達障害を軽くする

先日、障害者雇用に関する勉強会に行ってきました。その日のテーマは「発達障害」です。

講師の方は、障害特性や最新の診断基準などについて、具体例やユーモアをたっぷり交えて話を進めていきました。その中でも一番印象に残ったのは、「社会が障害を重くしたり軽くしたりする」という言葉です。
これを聞いて、私は発達障害のある知人を思い出しました。

彼女とはスピーチのサークルで知り合いになりました。
以前入っていたサークルでは、彼女の言い方がストレートすぎる(発達障害の特性の一つです)ために、他のメンバーが気を悪くすることがときどきありました。

でも引っ越して、今までいたサークルをやめて、同じメソッドを用いて活動する別のサークルに入り直したところ、ストレートすぎるくらいの物の言い方が「鋭い発言」「すぐれた分析」と好意的に受け止められるようになったのです。私はサークルを変わった後の彼女に何回かあったことがありますが、前のサークルにいた時よりも顔の表情や身のこなしが生き生きとしています。
これは環境が変わったことで、障害特性による問題が軽減された例といえるでしょう。

こうしたことの積み重ねが「社会が障害を軽くする」ことにつながるのではないかと思います。
勉強会に出て、知人の障害を改めて見直すことができました。